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リストラと能力主義

リストラと能力主義

著者森永卓郎
発行日11/15

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商品説明


会社員が直面する問題「リストラ」「能力主義」。このふたつを本書では徹底解剖します。経済に精通した著者ならではの見解に目からウロコ

日本経済が市場原理主義へ移行するなかで、旧態依然とした生産システムや雇用システムの変革が求められている。その中で、サラリーマンを直撃しているのが「リストラ」と「能力主義」。世界規模での厳しい競争や着実に力をつけ追い上げているアジア諸国などに対抗するためには、その2つは、必要不可欠なものなのかも知れない。しかし、著者である森永氏は、日本経済に深刻な影響を与えている「リストラ」には四つの間違いや、日本経済システムに市場原理主義が浸透するに従って、人事制度に取り入れられる「能力主義」の致命的な欠陥を指摘。「自由と自己責任」の雇用革命が行われいる現在のサラリーマンに必要な、人生の再構築をすすめる1冊です。

【目次】
第一章 「日本型リストラ」四つの誤り
● 暴走する日本企業
●「デフレ下のリストラ」という誤り
●「リストラのスピード違反」という誤り
●「オランダの奇跡」に学べ
●「リストラの方向性」の誤り
●「能力主義化の誤解」という誤り
● アメリカでもリストラは成功していない
● なぜ「正しい」リストラができないのか

第二章 日本的雇用システムの正体
● 日本的雇用慣行は特殊か
● 年功序列と終身雇用の正体とは
● 日本型過当競争の仕掛け
● 知的創造社会が日本的雇用慣行を変える
● 技術の「ゆらぎ」が雇用を変える
● ネットワーク化が中間管理職を排除する
●「開発独裁型経営システム」の終焉

第三章 「人事部」は何をしようとしているのか
● 評価は市場で決まる
● 能力主義の評価制度はまやかしである
●「目標管理制度」の致命的欠陥

第四章 「個人優先」の人事制度
●「クイット」の機能を強める
● シーン1「部長に評価能力はありません」
● シーン2「人事権を社員に与えてほしい」
● 本人が人事権を持つ制度のメリット
● シーン3「問題は基本給の体系と目標管理制度です」
● シーン4「経営者は経営判断をしなくていい」
● 忠誠心による統治からアイデンティティによる統治へ
● 個人とチームワークは両立できる
● カリスマ的リーダーシップはいらない
● 本物の優良企業はレイオフを避ける

第五章 「自由と自己責任」の人事制度
● シーン5「部長を廃止してください」
● シーン6「部長のコストはいくらか」
● シーン7「部長のコストは二〇〇万円」
● シーン8「人事部の市場経済化を」
● 人事部アウトソーシング化のコスト効果
● シーン9「われわれを『個人事業主』にしてください」
● サラリーマン自立・自営への道
● サラリーマンの自立と税制の矛盾
● 自分への投資が価値を生む時代へ

終章 反リストラの経営学
●「リストラなき経営改革」五つのポイント
● まだら定年制を導入せよ
● 副業はタブーではない

【著者】
森永卓郎(もりなが・たくろう)
1957年生まれ。東京都出身。1980年、東京大学経済学部卒業後、日本専売公社に入社。日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局などを経て、1991年から三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)、同社で主席研究員を務める。現在は獨協大学経済学部教授。専門分野はマクロ経済学、計量経済学、労働経済学。多くのテレビやラジオに出演し、難しい「経済」を斬るその語り口は、わかりやすく明快で好評をえている。ミニカーほか、さまざまなコレクターとしても有名。

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